自宅サーバーの入れ替え
このサイトは2004年の最初の公開時はWindows PCを使用して運営が開始されました。その後2005.5から玄箱HG + Vine Linux, 2011.2からDebian Linuxに入れ替えて公開していましたが、今回分け合ってハードを入れ替えました。ハードの差し替え理由は以下です。
- 玄箱HGの老朽化
- コンテンツフィルタの運営
玄箱は2005.4に購入した品物で、さすがに古くなってしまいました。本当は、現在の様に細々とサーバーを運営している分には性能、消費電力共にちょうど良いのかもしれませんが…。
もう一つは長男・長女も大きくなりパソコンを使ってインターネットを頻繁に使うようになりました。パソコンには一応iFilterをインストールしてコンテンツフィルターを掛けています。しかし、最近は僕と妻・二人の子供の4人で1台のPCを取り合うことが多くなりました。このような状況から次期にパソコン(デスクトップPC, ノートPC), Tabletなどの端末が必要になることが予想されます。ところがiFilterは端末毎にインストール・ライセンスが必要です。何とかコストを抑えられないかと考えたのがプロキシーによるコンテンツフィルタです。
サーバー機器を選択するに当たって以下を検討しました。
- 現在使用している玄箱HPから極端に大きくならない
- 消費電力が極端に大きくならない
- x86_64アーキテクチャのLinuxが使えること
- 2~3万円程度で構築できること
(手持ちに64GB SSDあり)
候補機器として、Shuttle xh61v と Giada i35Gに絞り込み色々と検討した結果前者に決定しました。
Shuttle XH61V はintel H67チップセットのため、intelの最新CPUが使用できること。Dual NICのため透過型プロキシーの構築にも対応出来ること。光学ドライブを使用しなければ2.5inch HDD 2台の運用が可能なこと等が決定要因でした。結局購入した機器は以下
- Shuttle XH61V (Bare Bone Kit) \14,900
- Intel core i3 322oT (IvyBridge CPU) \11,450
- 8GB PC1333 So-DIMM \3,480
(秋葉原 東映無線で購入)
CPUは附属のヒートパイプでケース側面まで逃がされ、ケースファンで排熱されます。現在までのところ非常に静かで24h運用でも全く気にならないレベルです。
Windows OSをインストールしてクライアントPCとして使ったとしても結構満足度が高そうな気がします。おそらく不満が出るとすればカードリーダーがないことくらいではないかと思います。
Gigada i35Gに価格・消費電力では魅力的でした。