Folding@Home で貢献

みなさん新型コロナヴィルスによる自粛生活いかがですか? 世界では、4月11日現在 160万人以上の方が感染し、命を落としている方が10万人近くいらっしゃいます。日本でも1月に感染者が出てから日に日に増加しており、未だに収束の兆しが見えずただただ不安と心配な状況が続いています。日々ご自身の感染リスクと戦いながら、治療に従事していただいている医療従事者に尊敬の念と感謝を申し上げます。
さて、エンジニアの端くれである私も少しでも社会に貢献できないかと考え、遅ればせながら自宅にある計算資源を分散コンピューティングプロジェクトであるFolding@Homeに提供を開始しました。Folding@Homeについては、色々なページで紹介されていますが、簡単なソフトウェアのセットアップにより、自身が所有する計算資源を「分子道力学シミュレーションによりタンパク質のフォールディングを解析」に利用してもらうプロジェクトです。癌やHIV、インフルエンザの治療に役立つ情報を得るために米国 スタンフォード大学が中心に実施しているプロジェクトです。コロナヴィルスの治療に向けた利用も開始されています。
Windows, Mac, Linux マシンなどのバイナリが提供されています。私は、もともと電源を入れっぱなしのこのLinux Server 1台と、比較的消費電力の小さいWindows PC 1台にインストールして貢献することにしました。Windows PCは一定時間でスリープになる設定を指定していても、このソフトを入れておくとずっと通電、計算に利用されるようになります。

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