Jリーグ 第31節 多摩川クラシコ、アウェー FC東京戦。天皇杯の山形戦から中2日の厳しい試合。しかも天皇杯は90分で勝負が付かず、延長戦を含め120分を戦い最終的にPK戦の末、負け試合に終わっており、肉体的にも精神的にも厳しいものがある。さらにチームの中心ケンゴが累積警告で欠場。シーズン前半ケンゴ不在の間頑張りを見せた田坂もケガで戦列を離れている。
フロンターレは意地を見せ、2-1で何とか勝利をものにした。前半フレッシュな間に先制したいフロンターレで有ったが、FC東京もJ1残留に向けた強い闘志から簡単には点を取ることができず、0-0で前半を折り返した。後半開始早々、矢島が1点をもぎ取った。その後、各選手に徐々に疲れが見え始める。足が止まり攻撃・守備共にちぐはぐとなる。そんな中、21分に同点に追いつかれてしまう。中盤に黒津を入れてかき回す場面も見られたが、決定機をなかなか作れない。39分、相手DFのクリアミス?からジュニーニョがボールを奪った。GKが詰め寄るが、それを交わすようにループシュートを決め勝ち越し点を決めた。この点を何とか守りきり勝利を手中にした。
本日のMVPはジュニーニョで決定。チームの苦しい状況を救う値千金、技ありのシュートはお見事としか言いようがない。また、このゴールはJ1通算100ゴールとなる自身のメモリアルでもあった。
同時刻に行われた名古屋-湘南が湘南に1-0で勝利し、鹿島が神戸と0-0で引き分け、名古屋がJリーグのチャンピオンになった。フロンターレとの対戦では決して強い・・・と思わない名古屋であったが連敗が無く安定した強さで残り3試合を残して優勝が決まった。おめでとう!
次節は中2日でC大阪をホームに迎える。現在、同勝ち点(得失点差はC大阪が上)の相手だけになんとしても勝ちたい。勝ってACLに行こうぜ、川崎フロンターレ!
リンク: ゲーム記録